徒然なるソーシャルワーカー

とあるソーシャルワーカーの日常を書き連ねてます。

出張味日記(仙台編 その1)

 3年ぶりの仙台。前回は空港が濃霧で使用できずに引き返すという珍事件のため、通過するだけに終わってしまっただけに、今回は密かにチャンスを伺っていました。
 仕事の流れで、遅めの夕食。お腹にくるものと思いつつ、第一希望に振られ、ラストエントリーでいけるかと訪れたところOKとのことで入店。迷ったあげく、お魚メインのコースをオーダー。

前菜  パルマ産生ハム
パスタ 活ほっき貝の生パスタ
魚料理 鱈のトマト煮
デザート ティラミス

と書けばなんてことないのですが、これが絶品。好みもあるでしょうが、どれも塩を抑えて素材の味を生かしつつ、黒胡椒でパンチを効かせたお味。生ハムはトマト・バジルを生かし、パルミジャーノのスライスをかけた仕上げ。
 パスタも、もちもちしすぎず、適度なコシのある食感で、ほっき貝の風味を感じさせます。バジルとグルーンアスパラ、胡瓜の緑と食感がアクセント。オイリーじゃないし、バターっぽくもないけど、しっかりとした味付け、だけどペロッといけちゃう仕上がり。貝殻を使った盛り付けもいい感じ。今日は赤ワインでしたけど、冷えた白ワインなら、くいくいいってしまいそう。
 鱈はトマト(もしかしてドライトマト?かなり濃厚)で臭みを消しており、黒胡椒と鷹の爪でちょっぴりと風味をプラスしているところがアクセントとなる味付け。
 デザートのティラミスは、スポンジがショコラで仕立てて、カカオを効かせたお味(飲み物はエスプレッソをチョイス)。

 丁寧に、でも、シェフの主張のあるお皿って感じでした。仙台っぽくないかもしれませんが、仙台に来たらまた寄ってみたくなるお店でした。コスパは、まぁこんなもんでしょってとこ(今回のお魚コースは4500円にチャージみたく加算あったか)。「ちょっと割高」という意見もあるかもです。

 イル デスティー