徒然なるソーシャルワーカー

とあるソーシャルワーカーの日常を書き連ねてます。

出張味日記 札幌編2

北海道は本当にいろんな食材の宝庫ですね。今回の出張では夕飯にイタリアンを選択。
お店の名はSagra。
http://www.sagra.jp/menu01.html

評判のお店のようで、遅い時間の予約しかとれませんでした。とはいえ、迎えてくれたスタッフさんはフレンドリー。それだけでお店への期待が高まります。
お店は喫茶店を改装したような造り。気軽に来て、ワインのあてに料理を楽しむような感じですね。そのつもりで、前菜5種盛りのコースをチョイス。それをあてに飲んで、締めにパスタという考え。

ところがところが。前菜5種、と聞けば、一皿に盛り付けかと思いきや、一皿一皿、順に調理されて運ばれてきました。内容は、二週間熟成させた鰤のたたき、無農薬のフレッシュミントかけ。セロリのパンナコッタ、馬糞雲丹乗せと揚げた芽セロリ添え。厚岸産しゃこにバジル和えのマッシュドポテト添え。柳葉魚のフリット、骨煎餅乗せ、乾燥アンチョビかけ。深海魚(名前を忘れた)のポワレ、白菜の酢漬け添え。これだけで、もう十分でしょ、って感じ。ちょうどカウンターの席だったので厨房の様子が見え、シェフが手際良く料理を仕上げていく様子がよく分かりました。ひとつひとつ、手抜きなしで、真剣に作ってくれています。そんな真剣さがお皿によく表れていました。
パスタは北海道産のチーズのクリームソースのタリアテッレ。チーズの濃厚さ、でも、重たくない味わいにワインも進みます。メインには千歳産猪豚のサルシッチャ。それに一年熟成させたジャガイモのマッシュポテト添えです。
やっぱり勧められると食べちゃうデザートには柿のティラミスをオーダー。
このメニューに、赤のノベッロをボトルで頂きました。

料理を作るシェフは真剣そのもので近づきがたい雰囲気でしたが、終わりの頃は閉店間際で厨房も片付けに入ってました。シェフも話しかけてくれて、なかなか気さくなお人柄でした。
また来たい!来るぞというお店。

ただ残念なことがひとつ。ホームページで、メニューの紹介を見ても、内容といくコースの構成がよく分からず、当日も説明ないままパスタにメインを頼むと結構な額になってたのですね。あれは、メインはコース外だった?まあ、確認しない私も悪いんですが。
その辺り、美味しく頂いただけに、また来たいお店なだけに、もうちょっと丁寧にしたらいいのに…と感じました。

でも、この料理があの値段なんて、大阪ではあり得ません。まあ、倍はかかるでしょ。その前に、あれだけの食材が手に入らないでしょうね。素晴らしい‼︎